国産果実のはずが外国産…果実加工品の通販サイトに注意

・〔解説〕
ネット通販サイトで国産果実を使用した加工品を注文したが、届いた商品は外国産だったという事例が掲載されています。考えられる問題点は2つです。それは「代引き詐欺」を含む「送りつけ商法」と表示に関しては「景品表示法」および「食品表示法」です。

まず、「代引き詐欺」を含む「送りつけ商法」は、頼んでもいないのに勝手に送りつけて代金を請求する場合、2021（令和3）年7月6日から勝手に送ってきたものは、すぐに勝手に処分できます。代引きでお金を払ったら取り戻すのが大変ですから、注意してください。

表示に関しては、実際と異なる原産国・原産地を記載した場合は、食品表示法に違反するほか、景品表示法（優良誤認表示）、不正競争防止法（「原産地」の誤認惹起・虚偽表示）にも違反するおそれがあります。また、原産国・原産地を記載しない場合にも、食品表示法違反となるおそれがあります。

・「代引き詐欺」の検索結果（ケースでわかる 通販トラブル！）

・「送りつけ商法」の検索結果（ケースでわかる 通販トラブル！）

・「優良誤認」の検索結果（ケースでわかる 通販トラブル！）

・「食品表示」の検索結果（ケースでわかる 通販トラブル！）