「ChatGPT」は便利だけど…日本語での本格的なネット詐欺メールが急増する可能性も？

耳にすることが多くなった「ChatGPT」ですが、まだその意味がよくわからないのではないでしょうか。何か質問をしたり指示をすると、あたかも賢い人間のように返答してくれるのが特徴とされています。読み方はチャットジーピーティーです。GPTは、Generative Pre-trained Transformerの略です。「生成可能な事前学習済み変換器」という意味で、大量のテキストデータを用いた事前学習を通じて、違和感のない返答をしてくれる、OpenAIが公開した人工知能チャットボットのことです。

AIが自然な日本語でフォローしてくれるため、ネット詐欺メールも作ってくれるという賢い？ツールのようですが、これで騙される人も出てくることが心配されます。みなさん、くれぐれもご注意ください。上記のYahoo!ニュースの記事中には、詐欺メールの日本語の例文が掲載されていますので、参考にしてください。

Googleの発表によると、「広告の目的を偽ったり、他のサイトに誘導したり、商標登録違反が疑われる広告などが続いた。」とあり、世界中で不適切な広告が当たり前の時代になったことがわかります。これを解決するのにも、さらに不適切な広告を作るのにも、今後は「ChatGPT」のようにAI（人工知能）が活躍しそうです。

・グーグルの不適切広告の削除、昨年は52億件　前年より5割増（Yahoo!ニュース）