ケース28 不在通知の賢い対応術


通信販売で注文をした商品が届くのを待っているときは、なんだかわくわくするものですよね。しかし、宅配便お取扱個数が急増して、お届け先のご不在で「再配達」になるケースも増加しています。注文をした消費者も、通信販売会社も、宅配便会社も、みんながハッピーになる「お届け」を考えてみましょう。

まず、注文をした商品を出荷した後に、通信販売会社は送り状番号を含む「商品出荷済ご案内メール」をお客様宛に送信します。このメールを送らない会社は、今ではほとんどありません。でも、まだたまにあります。そして、送り状番号が記載されていなかったりして、わからない場合にはメールで問い合わせをして教えてもらいましょう。この時点で送り状の番号がわかっていれば、ホームページやアプリなどで状況を確認できます。ここで注意しないといけないのは、たとえば「クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステム」では「伝票番号未登録」と表示されることがあるということです。これは、お荷物の集荷とコンピューターへの登録の時間差によるものですので、時間をずらしてホームページやアプリで再読み込みをしてみてください。

次に、お支払い方法と宅配ロッカー(ボックス)についてです。
「代引(だいびき)」での支払いを選択された場合は、代引金額の支払いと、注文された商品との交換となりますので、本人が在宅している必要があります。だから、「宅配ロッカー(ボックス)に入れておいてください。」ということはできません。宅配ロッカー(ボックス)に入れておいてほしい場合は、代引以外の支払い方法を選びましょう。

最後に、メール便についてみてみましょう。
いわゆる「メール便」というものが大手3社のヤマト運輸、佐川急便、日本郵便をはじめ宅配便会社で取り扱われています。そして、そのほとんどが「送り状番号で追跡可能」というものです。これらは、「ポストに投函」で配達が終わるため、不在でも問題ありません。自分が注文をした商品がどこの運送会社で、何で(宅配便?メール便?)出荷されるのかをきちんと確認しておくのも再配達の問題を解決するのに重要です。出荷後の「送り状番号」をきちんと事前に確認しておくことが、問題解決には一番大事です。


●参考
運送会社の公式アプリを活用しましょう。
ヤマト運輸
佐川急便
日本郵便

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